こんにちは!京都、西院にある『日本初!管理型パーソナルジムDELTA』トレーナーの平井です!
「食欲が暴走する」
「つい過食してしまう」
「間食がやめられない」
こういう悩みがあると、多くの人はまず自分のメンタルの弱さを責めてしまいます。
でも実際は、意志の問題というより食べ方の設計ミスで起きていることがほとんどなんです。
特に多いのが、
「とにかく我慢する」
「食べる量だけを減らす」
「朝昼を軽くして夜に我慢できず爆食」
というパターンです。あるあるですよね…私も昔はそうでした。。我慢して深夜にビッグマック3つ食べてしまったりとかよくやったものです笑(京都とか都会は誘惑が多い!)
実は、こうした極端に制限する食事法は、かえって強い食欲や過食つながりやすいことがあり、米国栄養士会系の情報でも、食べ物のグループを完全に排除するような制限は、強い欲求や食べすぎにつながることがあるとされています。
だからこそ必要なのは、「頑張って我慢する食事」ではなく、食欲が乱れにくい食事です。
そこでおすすめしたいのが、ロカボです。
目次
- 間違った食事法は、むしろダイエットのマイナスになることもある
- ロカボをすれば、その悩みはかなり解決しやすくなる
- ロカボはめっちゃ簡単です
- 1. 主食を「ゼロ」ではなく「少し減らす」
- 2. おかずをしっかり食べる
- 3. 間食は「我慢」ではなく「食べるもの」を変える
- ロカボの科学的根拠
- 1. 血糖の落ち込みが強いほど、その後にお腹が空きやすい
- 2. 低炭水化物寄りの食事は、満腹感を保ちやすい可能性がある
- 3. 低炭水化物食は、糖代謝の改善に役立つ可能性がある
- 4. 長期では「他の方法を圧倒的に上回る」とまでは言い切れない
- 5. 低糖質食は、いまや一つの正式な選択肢
- 今日から始めるロカボのコツ
- まとめ
間違った食事法は、むしろダイエットのマイナスになることもある

ダイエットに失敗しやすい人ほど、最初にやりがちなのが「減らしすぎ」です。
たとえば、
-
ごはんを完全に抜く
-
カロリーだけを極端に減らす
-
好きなものを全部禁止する
-
お腹が空いても我慢する
一見ストイックで正しそうですが、これは続きません。
なぜなら、人の体は強い空腹や反動に弱いからです。
つまり、短期的には体重が落ちても、長期的には「我慢→爆発→自己嫌悪」の最悪ループが完成します。
さらに、食欲爆発による食事で、食後の血糖変動が大きいと、数時間後の強い空腹や、その後のエネルギー摂取量の増加につながりやすいことも報告されています。食後2〜3時間の血糖の落ち込み(血糖値スパイク)が、その後の空腹感や食べる量が増える因子になったという研究もあります。
つまり、
「食べる量だけ減らすダイエット」では、食欲暴走・過食・間食がを誘発してしまう可能性が高い
ということです。
ロカボをすれば、その悩みはかなり解決しやすくなる

ロカボは、よくある「糖質ゼロにする食事法」ではありません。
糖質を「適正量に整える」ゆるやかな糖質コントロールです。
ロカボの基本は、
1食あたり糖質20〜40g、間食は10g以下、1日70〜130g。
しかも、カロリー・脂質・たんぱく質を一律に厳しく縛る考え方ではないのが特徴です。
これがなぜ「食欲暴走・過食・間食」に相性がいいのか。
理由はシンプルです。
糖質を減らしすぎず、でも摂りすぎない。
このちょうどいいバランスによって、食後の血糖の乱高下を抑えやすくなり、食欲の爆発がほとんど起こらなくなります。さらに、低炭水化物寄りの食事は、低脂肪食に比べて満腹感が保たれやすいのです。
要するにロカボは、
「根性で食欲を抑える」のではなく、そもそも暴走しにくい食べ方に変える方法なんです。
ロカボはめっちゃ簡単です

ロカボの何よりいいところは、理論が難しくないことです。
3つだけです。
1. 主食を「ゼロ」ではなく「少し減らす」
ごはん、パン、麺を完全に抜く必要はありません。
ロカボ公式でも「ごはんは半膳」が一つの目安として紹介されています。
2. おかずをしっかり食べる
肉、魚、卵、大豆製品など、たんぱく質はしっかり入れる。
さらに野菜、海藻、きのこを足す。
これだけで満足感がかなりあります。※塩分には注意!
3. 間食は「我慢」ではなく「食べるもの」を変える
間食をゼロにすると、反動が来る人もいます。
なので、辞めるのではなく内容を変えましょう。
たとえば、
-
菓子パン → ゆで卵
-
甘いカフェラテ → 無糖ラテ
-
クッキー → ナッツや高カカオチョコを少量
-
アイス → 低糖質ヨーグルト
このように「〇〇を食べない!」ではなく「代わりに〇〇を食べる」に置き換えると非常にストレスが少なくなります。
ロカボの科学的根拠
ダイエットの食事法論争は長きに渡り起こっていましたが、ロカボはそれに終止符をうつ、非常にエビデンスレベルが高い食事法になります
1. 血糖の落ち込みが強いほど、その後にお腹が空きやすい
2021年の研究では、食後2〜3時間の血糖の落ち込みが大きい人ほど、その後の空腹感が強く、次の食事までの時間が短くなり、エネルギー摂取量も増えやすいことが示されました。
つまり、血糖の乱高下を抑える食べ方は、過食や間食の予防に効果があるということです。
2. 低炭水化物寄りの食事は、満腹感を保ちやすい可能性がある
12か月のランダム化比較試験では、低脂肪食に比べて低炭水化物食のほうが、満腹感に関わるペプチドYYの低下が少なく、満腹感が保たれやすい可能性が示されました。
3. 低炭水化物食は、糖代謝の改善に役立つ可能性がある
BMJの系統的レビューでは、2型糖尿病のある人において、低炭水化物食は6か月時点で体重減少や血糖コントロール改善に有利な結果を示しました。ただし、12か月では差が小さくなる傾向もあり、大切なのは継続することだと分かります。
4. 長期では「他の方法を圧倒的に上回る」とまでは言い切れない
Cochraneのレビューでは、低炭水化物食は短期・長期ともに、バランス型の減量食と比べて体重減少差は小さいか、ほぼ同程度とされています。
これはロカボがダメという意味ではなく、むしろ逆で、ノンストレスで継続ができるのでほぼ確実に体重が減るということです。食欲暴走しやすい人にとって、ロカボはその最有力候補になります。
5. 低糖質食は、いまや一つの正式な選択肢
米国糖尿病学会(ADA)の2026年の情報でも、低炭水化物の食事パターンは、2型糖尿病予防や血糖管理の文脈でエビデンスのある選択肢の一つとして扱われています。
今日から始めるロカボのコツ
いきなり完璧を目指さなくて大丈夫です。
最初の一歩の一例を紹介しておきます。
朝:パンだけをやめて、卵やヨーグルトを足す
昼:丼や麺の単品をやめて、定食にする
夜:主食を少し減らして、おかずと野菜を増やす
これだけでも、食後のだるさ、間食、夜のドカ食いは改善されやすくなります。
ロカボは細かーーい複雑な食事法ではなく、主食を少し整えて、おかずをたくさん食べる」だけです。
まとめ
食欲暴走、過食、間食が止まらないのは、意志が弱いからではありません。
むしろ、間違った食事法そのものが、食欲を暴走させていることがあります。
ロカボは、
-
糖質をゼロにしない
-
我慢だけに頼らない
-
満足感を保ちやすい
-
シンプルで続けやすい
という点で、食欲に振り回される人にとても相性のいい方法です。ロカボ公式では糖質量は1食20〜40g、間食10g以下、1日70〜130gが基本の目安です。
ダイエットは、「どれだけ我慢できるか」ではなく、
どれだけ暴走しにくい仕組みを作れるかです。
食欲と戦うのではなく、
食欲が乱れにくい食べ方に変える。
その最初の一歩として、ロカボはかなり優秀です。
ロカボのオフィシャルサイトもあるので、さらに詳しく知りたい方はぜひのぞいてみて下さいね🔥
※糖尿病、腎疾患、心疾患がある人や、血糖を下げる薬を使っている人は、事前に医療機関へ相談してください。
参照論文一覧
Wyatt P, Berry SE, Finlayson G, et al.
Postprandial glycaemic dips predict appetite and energy intake in healthy individuals.
Nature Metabolism. 2021.Hu T, Yao L, Reynolds K, Niu T, Li S, Whelton P, He J, Bazzano L.
The effects of a low-carbohydrate diet on appetite: A randomized controlled trial.
Nutrition, Metabolism and Cardiovascular Diseases. 2016;26(6):476-488.Goldenberg JZ, Day A, Brinkworth GD, et al.
Efficacy and safety of low and very low carbohydrate diets for type 2 diabetes remission: systematic review and meta-analysis of published and unpublished randomized trial data.Naude CE, Brand A, Schoonees A, Nguyen KA, Chaplin M, Volmink J.
Low-carbohydrate versus balanced-carbohydrate diets for reducing weight and cardiovascular risk.
Cochrane Database of Systematic Reviews. 2022.